日時 : 2019年9月15日(日)
午前10時~午後3時まで
場所 : 増林地区センター・公民館
場所 | 増林地区センター・公民館 越谷市増林3-4-1 |
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アクセス | 東武スカイツリーライン 越谷駅からバス10分 (越谷駅東口~増林地区センター) |
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病院では手術や診察等で、実に様々な医療器材が患者さんに使われています。
中央滅菌室は、安全な滅菌器材の供給を通して医療器材を起因とした感染を予防するための部署です。
スタッフ8名(第一種滅菌技師・1名、第二種滅菌技師・1名)
除菌や殺菌は良く耳にしますが、「滅菌」という言葉は初めて聞く方も多いかも知れません。除菌や殺菌は「ある程度細菌を減らすこと」に対して、滅菌は「全ての微生物・ウイルスを完全に殺滅し、無菌状態を作り出すこと」を意味します。
この滅菌が患者さんを感染から守ることに、とても重要な役割を果たします。菌やウイルスは、あらゆる場所に無数に存在します。医療器材を通しての感染を防ぐためにも、治療に使用されるすべての器具や材料は絶対的に安全でなければなりません。特に生体内の無菌組織の領域に使用される医療器材に対しては、精度の高い無菌性の保証が必要です。
しかし、菌は目に見えず、器材を直接検査すると無菌性は失われてしまうという難しい特性を持っています。そこで当室では、患者さんにより安全な医療を提供するために、厳しい基準や監視システムを設け、取り組んでおります。
滅菌に対する専門的知識を持つ県内に5名しか取得者がいない第一種滅菌技師が医療機器学会学術大会をはじめ、多くの研究会に講師として招かれ講義を行っております。
公立病院の責務として国内の滅菌供給業務の知識の普及に寄与しております。